babillion’s blog

地球村人です。プロの翻訳者ではないが、趣味で文章を翻訳したり、気ままに感想文を書いたりします。コメント大歓迎です。よろしくお願い致します。

『孺子帝』「第五十七章 臥虎蔵龍」のメモと雑談

例のごとく、タイトルで少し悩みました。
タイトルの「臥虎蔵龍」はここでは「隠れた人材」ですが、
そのまま「隠れた人材」にするとどうもしっくりこないのでやめました。

垂花門《すいかもん》
作中の屋敷は基本「四合院」の構造しています。
垂花門は二番目の入口です。
屋敷の一番目の門と二番目の門の間は前庭で、
垂花門に入ると屋敷の一番大きい空間の中庭に出られる。
中庭の正面は母屋(宮殿の場合、何々宮という)、両側に片屋があります。
もちろん原作でそれぞれ元の単語があるが、和訳ではそういう風にしています。
「垂花門」みたいな、日本語に存在しない単語はそのままにしています。
垂花門に来たというのは、もう少しで屋敷から出られるということを理解できれば問題がありません。

中国の伝統屋敷こと「四合院」に関して、今後より触れる章もありますので、
その章に辿り着いたら、また少し詳しく紹介します。

 

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カクヨムにて、中国長編架空歴史小説『孺子帝』の日本語版翻訳絶賛公開中
中国の小説を日本語に翻訳したものですので、日本語的に至らないところがいろいろあると思います。ご指摘やご応援いただければ大変感謝です。よろしくお願いします。
『孺子帝』のリンク先
https://kakuyomu.jp/works/1177354054918841796