babillion’s blog

地球村人です。プロの翻訳者ではないが、趣味で文章を翻訳したり、気ままに感想文を書いたりします。コメント大歓迎です。よろしくお願い致します。

『孺子帝』第五十三章 慈順宮囚徒 メモと感想

太后が発した命令書は「懿旨《いし》」というのが正しい。
今までは、「令旨《りょうじ》」としたのが間違いでした。
前は日本語辞書だけを調べて、令旨でもいいと理解が曖昧だったのですが、
今回は中国語の辞書を調べたら、懿旨の方が正確だと分かった。
今までの章について、またの時間で直します。

キャラが多くなり、各種の陰謀と思惑が多くなり、
少し難しくなったかもしれませんが、焦らずじっくり読めば分かると思います。

『孺子帝』「第四十七章 追跡」感想


いいや、感想を書くのが久しぶりな感じですが、
毎日、苦労しながら、楽しく翻訳をやっています。

第一巻の総タイトルは「皇宮」ですので、舞台は基本皇宮です。
いよいよ47章がそうであるように、ほんの少しですが、別の舞台も出て、新鮮感を感じて頂いたではないでしょうか。
次章も江湖の話で面白いから、期待してね。

次巻まではまだしばらくかかりますが、
次巻からは韓孺子の活動舞台が段々多くなり、スケールもどんどん大きくなりますよ。
乞うご期待です。

では、今後ともよろしくお願い致します。

 

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カクヨムにて、中国長編架空歴史小説『孺子帝』の日本語版翻訳絶賛公開中
中国の小説を日本語に翻訳したものですので、日本語的に至らないところがいろいろあると思います。ご指摘やご応援いただければ大変感謝です。よろしくお願いします。
『孺子帝』のリンク先
https://kakuyomu.jp/works/1177354054918841796

『孺子帝』「第四十七章 追跡」メモ(微妙にタイトル違うことに気づいた?)

『孺子帝』「第四十七章 追跡」メモ(微妙にタイトル違うことに気づいた?)
文脈で分かると思いますが、今回はメモしてみます。

けん‐れい【県令】
1 昔の中国で、県の長官。
2 明治4年(1871)廃藩置県によって県に置かれた長官の呼び名。明治19年(1886)に知事と改称。
3 旧制で、県知事の発した命令。

ちょく‐し【勅使】
勅旨を伝える使者。

駅卒《えきそつ》
長距離を駆けて伝令をする者

ちょく‐し【勅使】
勅旨を伝える使者。

あずま‐や〔あづま‐〕【▽東屋/四=阿/阿=舎】
1 庭園などに設けた四方の柱と屋根だけの休息所。亭(ちん)。→ガゼボ
2 寄せ棟造りの建物のこと。→真屋(まや)

刀筆吏《とうひつり》
1 記録に従事した地位の低い役人。
2 下級の役人。

こ‐がく【鼓楽】
つづみを打ち、楽を奏すること。また、その音楽。
訳者説明:勅使が地方に行くのは通常大事で、何百人で隊列を成したりする場合もあります。秘密行動でなければ、鼓楽を鳴らして大々的に進行するケースが多い。
皇帝自ら出向く場合は、財政事情にもよるが、もっと大掛かりなことになったりします。随行人数が何千人、万人以上になることもあります。
因みに、このストーリーにもはあとで出ます。お楽しみに。

县尉《けんい》
古代に1県の軍事・治安をつかさどる官員。

 

辞書は基本下記を使っています。
https://www.weblio.jp/

 

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家族三人で海辺にきました(^-^)

ドミちゃんは車で爆睡中。
顔が昨日外でころんじゃって、擦り傷つけちゃった。

いい天気で、広々したところで気晴らしできて良かった。

ところで、ここは中国のどこか分かりますか。

書いてるうちにドミちゃんが起きちゃった
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『孺子帝』「第四十章 返信」の雑談と問題、20万字達成記念


「名正しからざれば則(すなわ)ち言(げん)順(したが)わず、言順わざれば則ち事成らず」
という孔子の『論語』からの一文がありました。
検索したところ、出所を詳しく説明しているページがあったので、リンク先を貼っておきます。
ご参考にどうぞ。
https://blog.mage8.com/rongo-13-03

最後のところ「大母《たいぼ》」という言葉があります。
読者にはそれが太后のことだと推測できると思いますが、
なぜそんな分かりにくい書き方をするのでしょうか?
ヒント、これはわざとそういう風に書いたものです。
そこが分かれば、ちゃんと理解していると言えるでしょう。

20万字達成記念
さて、記念すべき20万字ですが、
特にいうことは。。。あるような、ないような。
長い道のりはもう随分進んだような、まだまだ先が長いような。
贅沢を言えば、一言でもいい、読書感想を頂けると嬉しいです。

 

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我が家の日本語教室:頑張ろう!頑張れ!の違い


朝、妻がドミちゃんとプレイマットの上で遊んでいて、私が床掃除していると、
ふと妻がドミちゃんにも何回か言っていた日本語単語を私に聞いた。
妻も日本語が少し分かる程度で、別に勉強熱心というほどではないが、偶に質問してくきます。


「ねえ、頑張ろう!と 頑張れ!はどう違うの?」
「そうだね。例えばドミちゃんが一人で歩くのを応援するときは頑張れ!だね。あと、私が今床掃除しているだろう?君たちがただ見ていて、口先で応援したいだけなら、頑張れ!でいいが。もし一緒に掃除や片づけをするなら、頑張ろう!でいいよ」
まあ、我ながら、上手い例えを思いついたもんだなと思いました。
いやあ、いつも私だけ掃除やっているわけではありませんよ。
家事も食事も夫婦分担でやっているから、誤解しないでね。

はい、我が家の平凡な小さき1ページです。
めでたしめでたし。

『孺子帝』37、38、39章の問題集?

37章:
後宮にも招き入れられた羅煥章が講義するのに、なぜ簾《すだれ》を隔てて学問を授ける必要があったのか?

38章:
「張養浩は宦官に顔を見られないように足を抱えて頭を垂れて、顔を足に埋めるようにしていた。」
本章最後の部分に上記描写がありますが、なぜ張養浩はそうしているのか?

39章:
読者に問う問題は特にありませんが、
少々感想を言うと、
老先生の惚けっぷりは輪にかけてうまいですね!
ええ?そこ?
真面目に考えるところがたくさんあるが、
そこが読者に任せるべきかなと思います。

そういう前提としているので、
大体この問題集にしろ、感想文にしろ、
あまりコアな部分を触れずにしています。

では、『孺子帝』引き続きよろしくお願い致します。

 

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